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指導者

 

野口 榮男

  十思居合道研究会 師範

全日本剣道連盟居合道 教士八段

全日本剣道連盟杖道 教士七段

     
 
いついかなる攻撃からでも対処して勝つ技
私どもの流派は、夢想神伝流居合道といいます。

始祖は林崎甚助重信です。今から450年前(永禄4年 1561)
当時は戦国時代で川中島の合戦があったころです。

二代目は田宮流の始祖でもある田宮兵衛業政で、
「居合とは 人に切られず 人切らず ただ受けとめて 平らかにかて」
と歌った和歌が残っています。

当時の戦国時代のころ歌ったものとしては、
決して切ることだけに専念したわけでは無いということと思います。

居合道は、剣道のように相手はいません。
仮想敵を相手にして、常住坐臥いついかなる攻撃からでも対処して勝つ技を
何種類かの型としており、それを反復稽古することで、より良い日本刀の操法を
身に付ける武道です。

このことから動く禅ともいわれています。
 
 
完成した姿かたちにしていくのが稽古

刀の柄を握る方法を手の内と言いますが、これが非常に大切です。
それは振り冠って切り下ろすとき、手の内がしっかりしていないと、刃筋が通りません。
通らなければ、切れないのです。

日本刀は切るように作ってあります。居合道にとって大切なことです。
「右を先 左を後に やんわりと手拭いしぼる 心にて持て」
と昔の歌にもあります。

一つの型は
「柄に掛ける 手がけ 抜きつけ 振りかぶり 切りつけ 残心 血振り 納刀」
の順序で終わります。

型の中に攻めがあり、余裕のある動作が必要です。
序破急があり、振りかぶりにも受け流しの動作があります。
「抜き付けた 刀の中に身を入れよ 出るは腹から 引くは 肩から」
と昔の教えにあります。

全体の中に欠点を省き完成した姿かたちにしていくのが稽古と思います。


 
 
「礼に始まり 礼に終わる」

武道は「礼に始まり 礼に終わる」礼儀を重んじています。

着付けをしっかりと身につけ、神前に、(国旗に、佛前に、上席に、)拝礼をして、
日本刀に礼をいたします。そこで始めて帯刀をして、演武し、終わってから、
刀礼、神前礼をして、稽古を終わるのが常であります。

当然姿勢も良くなければなりません。
背筋を伸ばして、仏像のような姿でなければなりません。

姿勢について申し上げますと、全日本剣道連盟(全剣連)居合の解説書に
正座の姿勢について、

「背筋を伸ばし 丹田に力をこめ 両肩の力抜いて胸は自然に張る 
うなじ を伸ばし頭をまっすぐにし 両手を自然に腿上に置く 
目は 約4、5メートル先の床上に向け 半眼開けて 遠山の目付け となり
気を四方にくばる」

と書かれており、そのようにすることが大切です。

立っている場合も同様です。
足を一足長開き、つま先を前方に向けて、
両膝を緩めて立ち、両足の一直線上を歩くのが好ましいことです。


居合道は文言だけでは、語り尽くせません。
動いてお見せしなければ、納得できないところが多々あります。
論より証拠とも申します。稽古場所にお越しになられ稽古風景をご覧いただくのが
一番分かりやすいかと思います。     
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